2023年1月末をもって閉店した東急百貨店本店跡地に、大型複合施設が2027年に完成予定。地上36階建てとなる複合施設の36階建てとなるビルの中層部には、スワイヤー・ホテルズ系のコンテンポラリー・ラグジュアリー・ブランド「ザ・ハウス・コレクティブ(The House Collective)」というホテルが入る予定。そのスワイヤーホテルズの広告であり、アートプログラムでもある「Encounters Across Cultures 2023」にベニ先生が出演しました。
メンバーは、能楽師・人間国宝の津村禮次郎先生、紫綬勲章を受章したバレエダンサーの酒井はなさん、NYで活躍するフランス人コンテンポラリーダンサーGILDAS LEMONNIER、REDBULLのお仕事でベニ先生と共演したことのあるHIP HOPダンサーの山本恭華さん、そしてベニ先生という年齢も国籍もジャンルも違う5人。その5人が55年の歴史に幕を閉じた東急を舞台に撮影。
振り付けは香港バレエ団の振付家野上先生、そしてアートディレクターはロンドンからPatsyという国際的プロジェクトで、現場は基本的に英語。3日間のリハーサルを経て丸2日に及ぶ撮影。プロフェッショナルかつ一流のメンバーによる作品創りは素晴らしいの一言。「Encounters Across Cultures 2023」の動画を見て頂ければ多くは語らなくともその素晴らしさが伝わるかと思います。
そしてこのホテルの新たな展開の幕開けを祝う会と記者発表を兼ねたパーティーが八芳園で行われました。「再生・蘇生」の象徴でもある満開の夜桜を背景に、各ジャンルの垣根を超えたダンス・パフォーマンスを見て頂き、ミシュラン星付きのシェフが新たに考案した料理や、中国茶にインスパイアされたカクテルをお楽しむ素敵な夜。ベニ先生をはじめとする5人のメンバーによるパフォーマンスの際には人でごった返し、見えなくなるほどの盛況でした。
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