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AL ANDALUS  ·  BG FLAMENCO  ·  NEWS

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先生も学んでいる

9月10日
読了時間: 5分

更新日:10月5日

セビジャーナスのレッスン、一本の棒、そしてスカート。踊りを伝えようとする中で、生徒たちから私が学ぶことを振り返ります。


今日のレッスンを終えたあと、家に帰りながら、少し嬉しい気持ちになりました。

今日はセビジャーナスのクラスでした。振付やステップだけではなく、踊りを変えるためにとても大切な「小さなこと」を、いくつも生徒たちと一緒に勉強しました。


そのひとつが、身体の使い方です。説明するために、今日は棒を使いました。

言葉で何度説明しても、なかなか身体で理解できないことがあります。身体をどこに置くのか。動きはどこから始まるのか。どちらの方向へエネルギーを使うのか。頭では理解できても、身体ではまだ分からない。


そんなとき、ちょっとした道具やイメージによって、突然「あ、こういうことなんだ」と身体で理解できる瞬間があります。私は、教える仕事の中で、この瞬間がとても好きです。目には見えにくいものを、どうすれば感じてもらえるのか。それをいつも探しています。


今日はもうひとつ、とても基本的なことも練習しました。セビジャーナスでのスカートの持ち方です。

一見すると、とても小さなことかもしれません。でも、フラメンコでは、こうした小さな部分がとても大切です。


長く踊っていると、「上達する」ということは、難しいことを次々に覚えることだけではないと分かってきます。基本に戻ること。そして、以前は簡単だと思っていたことの中に、実はたくさんの大切なことが隠れていたと気づくこと。

スカートをどう持つか。手をどう置くか。身体をどう使うか。ただ「動く」のではなく、どうすればその動きが踊りになるのか。小さなことです。でも、とても大切なことです。

— ◆ —

レッスンは「一緒に行う稽古」


今日、レッスンのあとに話している中で、心に残った言葉がありました。「レッスンは、先生と生徒が一緒に行う稽古でもある。」


私は、この考え方がとても好きです。なぜなら、私が教えているとき、私は自分の知識を一方的に渡しているだけではないからです。私は、生徒を見ています。


ある動きをやってみて、どこで難しくなっているのかを見る。伝わらなければ、違う言葉を探す。違う例を使う。違う感覚から説明してみる。そうやって説明方法を探しているうちに、自分自身が新しいことに気づくことがあります。


何千回も踊ってきた動きなのに、誰かに伝えようとしたことで、初めて深く理解できることもあります。これは、教える仕事の本当に面白いところです。


生徒たちは、私から学びに来てくれています。もちろん、それは本当です。でも、生徒たちはきっと知らないと思います。私も、生徒たちからたくさんのことを学んでいます。

— ◆ —

生徒が先生に教えてくれること


「先生が生徒から学ぶ」と言うと、不思議に感じる人もいるかもしれません。先生が知っていて、生徒が教えてもらう。普通はそう考えるでしょう。でも、私にとってレッスンは、それだけではありません。


一人ひとり身体が違います。難しいと感じる場所も違います。質問も違います。だから私は、そのたびに考えます。そして、生徒に伝わる新しい方法を見つけるたびに、私自身も先生として少し成長しています。そしてそれは、先生としてだけではありません。踊り手としても。そして、ときには人間としてもです。

— ◆ —

フラメンコから人生へ


長く教えてきて、もうひとつ感じることがあります。フラメンコを学ぶために必要なことの中には、人生にもつながっているものがたくさんあります。

動く前に聴くこと。バランスを探すこと。必要以上に力を入れないこと。今日できなくても、また明日やってみること。速く進むことだけが、成長ではないと知ること。支えることと、力を抜くこと。相手を感じること。自分の場所を持ちながら、周りとの関係を失わないこと。

全部、踊りの中にあります。でも、人生の中にもあります。


だから私は、長く教えていても、まだ教えることに興味が尽きないのだと思います。生徒も変わります。身体も変わります。私自身も変わります。そしてフラメンコへの理解も、少しずつ変わり続けています。

— ◆ —

レッスンのあとに残るもの


今日勉強した内容は、YouTubeメンバー向けのクラスにも映像として残りました。私は、それをとても嬉しく思っています。

日本の教室で生まれたひとつの説明が、あとから別の誰かの学びにつながるかもしれないからです。身体の使い方に悩んでいる人。スカートの使い方をもう少しきれいにしたい人。そんな誰かに、小さなヒントが届くかもしれません。


私は、振付やステップだけを残したいわけではありません。長いフラメンコ人生の中で自分が学んできた、小さくても本当に大切なことを少しずつ残していきたいと思っています。小さなことだからこそ、その大切さに気づいた瞬間、踊りが変わることがあります。


今日、家に帰りながら考えていました。私は今日も、生徒たちに教えました。でも同時に、今日もまた、生徒たちから学びました。

もしかすると、それが私が今も先生でいたいと思う理由のひとつなのかもしれません。誰かにフラメンコを教えるたびに、フラメンコがまた私に何かを教えてくれるからです。


AlitaDePollo


1件のコメント

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Takao
Takao
9月11日
•
Rosa Cardマスタークラス
5つ星のうち5と評価されています。

先生が生徒から学ぶ♥️とってもよくわかります。べに先生には 目に見えない たからものが いっぱいですね、BGフラメンコの生徒も 先生たちも たからものを いつも いっぱい 感じてると 思います❤️

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