娘と叶えた夢:ハンス・ジマーを聴いた横浜の夜
更新日:10月5日
記録:2026年9月16日、横浜のPIA ARENA MMで娘と過ごした夜の回想です。
長い間、いつか叶えたいと思っていた夢。その夜、隣には娘のソニアがいました。
子どもの頃から、私は音楽が大好きでした。
そして、その中でも特に心を惹かれてきたのが、映画の中に流れる音楽です。
映画が終わっても、ずっと心のどこかに残っている音。映像を思い出しただけで、その時の感情まで一緒に戻ってくるような音楽。私にとって、映画音楽は昔から特別な存在でした。
そして長い間、ひとつの夢がありました。いつか、ハンス・ジマーの音楽を生で聴いてみたい。
でも、なかなかその機会はやってきませんでした。日本に来ている時には都合が合わなかったり、スペインにいる時にも行くことができなかったり。「いつか行きたい」そう思いながら、何年も過ぎていきました。
そして、2026年9月16日。横浜のPIA ARENA MMで、その夢がやっと叶いました。

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でも、本当に特別だった理由は別のところにありました。
ハンス・ジマーを生で見ること。ずっと聴いてきた映画音楽を、大きな会場で、生の演奏で聴くこと。もちろん、それだけでも私にとって十分すぎるほど特別な出来事でした。
でも昨日の夜が忘れられないものになった一番の理由は、そこではありません。隣に、娘のソニアがいたことです。
大切な娘と一緒に、その時間を過ごすことができました。音楽が会場いっぱいに広がるたびに、私はステージを見るだけではなく、ときどき隣にいるソニアの顔を見ていました。
彼女は今、何を感じているんだろう。この音を、どんなふうに聴いているんだろう。そんなことを思いながら同じ音楽を一緒に聴いていました。
人生には、その瞬間にもう、「これは、きっとずっと忘れない」と分かる時間があります。昨日は、私にとってそんな時間でした。

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「やっと、ここに来られた」
コンサートは、本当に圧倒されるものでした。音。光。大きなスクリーン。ステージを埋め尽くす素晴らしい演奏者たち。そして、何年も何年も映画の中で聴いてきた音楽が、目の前で生まれていく感覚。
言葉にしようとしても、なかなかうまく表現できません。私が何度も口にしていた言葉は、ただひとつでした。すごい。本当に、すごかった。
演奏を聴きながら、何度か胸がいっぱいになりました。そして、ふと心の中で思いました。「ああ……やっと、ここに来られたんだ」
長い間、叶わなかった夢。何度もタイミングが合わなくて、いつか、いつかと思い続けてきたこと。それが目の前で現実になっていました。


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そして、伝えたい「ありがとう」
昨日のことを書きながら、もうひとつどうしても伝えたいことがあります。それは、私の生徒の皆さんへの感謝です。
毎日、私がフラメンコを教え続け、踊り続けるための力をくださっている皆さん。優しいメッセージを送ってくれる人。私のことを気にかけてくれる人。時には食事を作ってくれる人。思いがけないプレゼントや、小さな心遣いを届けてくれる人。
皆さんにとっては、本当に小さなことなのかもしれません。でも私にとって、それは小さなことではありません。ひとつひとつが、私の毎日を支えてくれています。
そして皆さんが私のフラメンコを支えてくださるからこそ、私は教え続け、踊り続け、自分の人生を歩いていくことができます。そして時には、昨日のように、大切な娘と一緒に夢だったコンサートへ行くこともできます。
だから昨日、あの場所に座っていた時、私はいろいろな人の顔を思い浮かべていました。直接そこにいなくても、私の人生を支えてくれている人たちがいる。そのことを改めて感じました。本当にありがとうございます。


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ソニアへ
一緒に行ってくれて、ありがとう。
ハンス・ジマーを見るという長年の夢を叶えられたことも嬉しかった。でも、今思うと、それ以上に嬉しかったのは、その夢の時間を、あなたと一緒に過ごせたことです。
音楽だけではなく、あなたと一緒にそこにいたこと。きっと私は、そのことをずっと覚えていると思います。

もし、いつかHans Zimmer Liveを見る機会があったら、ぜひ一度体験してみてください。
昨日、改めて思いました。音楽には、ただ耳で聴く音楽があります。そして、心の奥まで届いてくる音楽があります。
昨日、その音楽を、私は娘と一緒に聴くことができました。
AlitaDePollo

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