2025年10月12日:フラメンコの真実の日
更新日:10月5日
記録:この記事は2025年10月12日の日記です。クラスや公演は当時の出来事を振り返ったものです。
朝7時に起きて、いつものように小さなバトレスと一緒にストレッチとセルフマッサージ。
静かな朝の時間は祈りのようなもの。
体を整え、心を整え、一日のリズムを感じる。

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今日はスタジオで「オープンクラス・ブレリア」。
満員御礼で、みんなの笑顔を見るだけで幸せでした。
マリチャンが作ってくれた朝ごはんを食べながら、
この体を生かしてくれていることに感謝します。
魂は疲れても、愛があればデュエンデ(芸の魂)は燃え続ける。
その後、スタジオでまずミーティング。
生徒が来る前に「完璧ではない美しさ」を作るため、
どう空間を整えるか話し合いました。
フラメンコに完璧はなく、あるのは真実と空気とコンパス。
いつものように、クロスさんとマユコちゃんに助けられながら、
床を磨き、カメラを動かし、ギターを調整し、
スタジオが息をするように準備をしました。
小さなことの積み重ねが、大きな芸になる。
— ◆ —
第15回マスター・オープンクラス — ブレリア(スタジオ・コルドバ/赤羽)

午後3時、スタジオが熱を帯び始めました。
ギタリストの郷ヘンミさんの音が空気を震わせ、
私の前には少し緊張した生徒たちの笑顔が並びました。
最初に教えたのは「歩いて中心に出ること」。
焦らず、空間を感じながら呼吸で進む。
そして言いました。
「コンパスは数えるものではなく、感じるもの。ギターの音を聞いて、導かれなさい。」
一人ずつ歩いて輪の中へ。
振付がなくてもいい。大切なのは感じること。
その後、みんなにリャマーダ(呼びかけ)をさせました。
フラメンコはまず歩くことから始まる。
耳で聴き、心で感じ、そして最後に踊る。
子どもがハイハイをして、歩き、そして踊るように。
今日のクラスはまさにその歩みでした。
笑いと即興と真実が混ざり合い、
スタジオはデュエンデの光で包まれました。
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西日暮里の夜 — ナミちゃんの真実
クルシージョのあと、記録を整理し、
夜は西日暮里へ向かいました。
私の生徒、北村ナミちゃんが初めてスタジオの外で踊る舞台です。
スペイン人のカンタオール、マレーナ。
心の大きな人で、その歌声は胸を裂くような哀しみと力を持っている。
そしてギタリストのマコトさん、リズムと心の職人。
ナミちゃんはとても緊張していました。
でも踊り始めた瞬間、すべてが真実に変わりました。
それがフラメンコ。完璧ではなく、今の自分を生きること。

彼女はできることを、できる形で心を込めて踊った。
無理に飾らず、自然体で。
それが一番美しい。

フラメンコは「自分の家」を見せるようなもの。
借りた豪邸ではなく、自分の光で満たされた小さな家。
今日のナミちゃんはその家を見せてくれました。
音を感じ、カンテとギターの中で生きる姿に、
私は心から誇りを感じました。

— ◆ —
夜、シャワーを浴びて髪をとかし、
バトレスと一緒にストレッチをしながら、
今日という日の光景を思い返しました。
教えること、感じること、見ること。
すべてがひとつのフラメンコ。
ベニ先生より

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